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■経済の指標及びイベント

  • 米中首脳会談
  • リスク回避と日本の株価の下落

 

■米中首脳会談

  • 4月6日(日本時間7日早朝)、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は2日間の首脳会談を開始
    • 両氏の直接会談は初めて
    • トランプ氏の大統領就任以降、ぎくしゃくしていた米中関係の改善を本格化させたい思惑があるというのが本音だろうが、両者の前に山積している課題は深刻
  • 両者の思惑の違い
    • 中国が「協力こそが唯一の選択だ」として「ウィン-ウィン」の精神を強調
    • アメリカは中国に北朝鮮問題や通商及び為替問題などに関して難題を突き付けようとしていいる
      • たとえ「一つの中国」原則を尊重すると明言したとはいえ、トランプ大統領はあくまでも中国に対して「北朝鮮を説得する責任は中国にある」という姿勢は崩さない構え
  • 中国の国内と国外でのスタンスの違い
    • 米中首脳会談のブリーフィングでは、一文字たりとも「北朝鮮問題」を出さなかった
    • CCTVなどでは、アメリカがTHAADミサイル(終末高高度防衛ミサイル)を韓国に配備し始めたことと米韓合同軍事演習の強化などによって、朝鮮半島の安定が乱されたと頻繁にアメリカを強く批判

      

 

■リスク回避と日本の株価の下落

  • オバマケア修正法案の採決が見送りをきっかけに投資家のリスク回避が鮮明化
    • NYダウは今年3月1日の最高値21,169ドルから3月27日には20,412ドルまで一時下落
    • 米国10年国債利回りも3月14日の2.627%から3月27日には一時2.346%まで低下
    • ドル円相場も3月10日の115.51円一時1ドル110.11円までドル安円高が進行
  • 近年の国内株と円相場の関係を考慮すると国内株は円高の割に底堅いとも評価
    • 世界的な景気回復を背景としたリスク選好の流れ
      • 景気が極めて良好な米国、ドイツ中心に回復色を強める欧州、安定化する中国
      • 海外景気回復は輸出面にも追い風
  • 製造業の在庫調整も進むなか、先述の不安材料が払拭されるにつれ、国内株は上値追い再開の公算が高い

 

■株式市場

日経平均株価の推移は最高値19,068円、最安値18,517円。
topixの推移は最高値1,523ポイント、最安値1,476ポイント。

 

■為替市場

ドル-円は最安値111.5円、最高値110.2円。
ユーロー円は最安値119.0円、最高値117.3円。
人民元ー円は最安値16.2円、最高値15.9円。
円安基調は続く。

 

次回もお楽しみに!

【出演】日本公認会計士 藤井陽介
協力:‍安中投资管理咨询(上海)有限公司
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