■経済の指標及びイベント

  • 11月14日、日本GDP統計
  • 人民元相場の今後

 

■日本GDP統計について

  • 前期比+5(年率換算+2.2%)
    • 3四半期連続で増加し、景気が横ばい圏内の動きから抜け出しつつある
    • 外需主導の回復であって、内需の伸びは小幅にとどまっているなど、回復の勢いに力強さがあるとは言いにくい状況
  • 個人消費
    • 前期比+1%と4~6月期の同+0.1%に続き、小幅の伸び
    • 消費者の財布のひもは堅いまま
      • 雇用・所得情勢の改善というプラス要因にもかかわらず、夏場の天候不順の影響に加えて、節約志向の継続や株価下落などを背景としたマインドの低迷
    • 住宅投資
      • 先行する住宅着工件数の水準が足元で切り下がっているが、4~6月期までは順調に増加していたことを受けて、前期比+2.3%と増加が続く
    • 企業部門設備投資
      • 前期比横ばいとなり、横ばい圏での動き
      • 維持・更新需要を中心に底堅さは維持されているとみられるが、製造業を中心に業績が悪化する中で、企業が国内での新規投資の大幅な積み増しには慎重になっている
    • 在庫投資
      • 実質GDP成長率に対する前期比寄与度は-1%
      • 企業の在庫調整の動きが続いていることを背景に、成長率の押し下げに寄与
    • 今後の動き
      • 10~12月期以降も、実質GDP成長率はプラス基調で推移すると予想され、景気は横ばい圏での動きから脱し、緩やかな回復基調
      • しかし、景気の持ち直しテンポが急速に高まることも難しい。
        • 慎重な姿勢を堅持している企業の設備投資意欲が急速に持ち直すことも期待しづらい。
        • 持ち直しつつある海外景気の先行きについても、トランプ新大統領の誕生を受けて波乱要素が残る

■人民元相場の今後について

  • 人民元安要因
    • 政府が人民元安を積極的に是正するインセンティブは働かず
      • 人民元安自体が中国にとって輸出のサポートとなるのは確か
    • 年内予定されるFRBによる利上げはドル高人民元安要因
      • 織り込まれつつあるとはいえ人民元高には反転せず
    • 人民元高要因
      • トランプ政権移行後、中国に対して強硬政策を実施するならば、それらは人民元高要因

 

■株式市場

日経平均株価の推移:最高値18043円、最安値17455円。

topixの推移:最高値1435ポイント、最安値1385ポイント。

18,000円台を達成。年初来高値が(18951円)の更新も見えてきた。どこかで調整が入ると思いますが、ファンダメンタルズで見ても日経平均の推移は底堅い。

 

■為替市場

ドル-円:最安値110.9円、最高値106.7円。

ユーロー円:最安値117.4円、最高値115.5円。

人民元ー円:最安値15.6円、最高値16.1円。

米大統領選挙から8円近く上昇。顕著にドル高が進行。調整に警戒。

 

次回もお楽しみに!

【出演】日本公認会計士 藤井陽介
協力:‍安中投资管理咨询(上海)有限公司
URL:http://www.azimut.it/en/web/-/home

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