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■経済の指標及びイベント

  • 北東アジアにおける緊張感の高まり
  • 「有事における円買い」のメカニズム(視聴者様質問)

 

■北東アジアにおける緊張感の高まり

  • 北朝鮮情勢を巡って、東アジアの緊張感の高まり
    • 「選択肢は2つしかない。中国が対応するか、われわれが攻撃するかだ」(アメリカ政府高官)
      • 北朝鮮への対応に関し、「Attack(攻撃)」という表現を使って、アメリカの方針を説明
      • 当該内容は米中会談でトランプ氏から習近平氏に直接伝えられたものと思われる
  • アメリカ海軍の動き
    • 8日、世界最大の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする艦隊を、朝鮮半島近くに向かわせたと発表
    • すでに日本の横須賀基地に、「ロナルド・レーガン」が配備済
      • 今回のように、2隻の原子力空母が極東アジアに展開するのは、極めて異例
  • 北朝鮮側は強気姿勢を崩さず
    • 「一部では、今回のシリアへの攻撃が、われわれへの警告だと騒いでいるが、それに驚く、われわれではない」(朝鮮中央テレビ)
    • 核・ミサイルの開発を今後も継続する姿勢を強調

 

■「有事における円買い」のメカニズム(視聴者様質問)

  • 何か突発的な事象が発生し、投資家の不安心理が高まると、円が買われるというのはファクト、しかしこれは円が「安全通貨」として選好されているだけではない。
  • 「有事における円買い」は、投資家がポジションを閉じることによって買い戻されている
  • 相場が安定している局面では、投資家は高金利通貨を買い、低金利通貨を売りたいと考える
    • 円はこうした時に売りたいと思う通貨の筆頭
      • 円の短期金利は極めて低く、当面上昇する可能性は低い
      • 市場が大きく流動性が高い
      • 日銀総裁によるの円安志向も強い
    • 相場が安定しているとき、市場に短期的な円売りポジションが積み上がる
  • 有事が発生し、投資家の不安心理が高まると、彼らはポジションを閉じる
    • →円が買い戻されて一時的な円高に跳ねる
    • 2011年3月の東日本大震災では、災害が起きたのは日本なのに、円は対ドルで、地震発生から6日後には発生前と比べて8%程度も急騰
  • 仮に北朝鮮で有事が発生した場合、地理的に日本と極めて近いことから、今度は円は売られるのではないかという仮説もありますが、東日本大震災の時と同じく、円は買い戻される可能性が高い

 

■株式市場

日経平均株価の推移は最高値18,850円、最安値18,335円。
topixの推移は最高値1,503ポイント、最安値1,459ポイント。

 

■為替市場

ドル-円は最安値111.5円、最高値108.7円。
ユーロー円は最安値118.0円、最高値115.5円。
人民元ー円は最安値16.1円、最高値15.7円。
地政学的なリスクを受けてドル円が110円を下回る。

次回もお楽しみに!

【出演】日本公認会計士 藤井陽介
協力:‍安中投资管理咨询(上海)有限公司
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